生ごみや家畜のふんは、なぜ燃料と肥料になる?
酸素のない環境で微生物に分解させると、燃えるガスと、肥料に使える残りができるからです。ただし、残りを農地に戻せるかが条件になります。
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#1日1問 バイオエコノミー
酸素のない環境で、微生物に生ごみや家畜のふんを分解させると、燃えるガス(バイオガス)が出て、発酵後の残りは肥料に使えるからです。ただし、その残りを農地に戻せるかどうかが、成り立つ条件になります。
なぜ?
環境省は、メタンガス化(メタン発酵)を、微生物の力を使って、生ごみ(食べ残しなど)、紙ごみ、家畜のふん尿などのえさからガスを出させる仕組みと説明しています。酸素がない状態で微生物が原料を分解し、できたガスには、燃えやすいメタンが含まれるため、発電に使えます。
発酵後に残るもの(発酵残さ)は、微生物の食べ残しで、肥料として農産物の栄養になります。地元で集めた原料からバイオガスを作り、残った発酵残さを地域の農地に戻せますが、農地で利用できない場合は、処理が必要になる、とも同省は述べています。
ここだけ覚える
ごみを処理しながら、エネルギーと肥料が得られる、というのが基本の考え方です。 ただし、原料が地域で安定して集まり、発酵後の残りを使う先があることが条件で、「設備をつくれば成り立つ」わけではありません。
より詳しく
- 事業として成り立つかを知りたい方:バイオガス発電の商業化はなぜ設備稼働だけでは判断できないのか
- 食品の残りをどう使うかの判断:食品残渣は飼料化と肥料化のどちらが成立するか
参照資料
- 環境省「メタンガス化が何かを知るための情報サイト」(政策を推進する側の解説。ページに更新日の記載なし). env.go.jp